岐阜西濃地方で、仏教・親鸞聖人の教えを、楽しく学ぶ青年・壮年のサークルです。

大垣市で「歎異抄ってなぁに? 」4回連続、公開講座を開催

令和3年7月も、公開講座を開催します。

テーマは、今、静かなブームの「歎異抄」です。

歎異抄ってなぁに?

鎌倉時代の古典、三大美文のひとつ

徒然草・枕草子とともに、3大美文で有名なのが「歎異抄」です。

明治大学教授の齋藤孝氏は「声に出して読みたい日本語」に紹介しています。

齋藤孝 著「声に出して読みたい日本語 音読テキスト3 歎異抄 」

浄土真宗の親鸞聖人の言葉

また、浄土真宗の開祖、親鸞聖人の言葉が書かれていることで、たくさんの人に読まれています。

中でも有名なのは「悪人正機」と言われる言葉です。

善人なおもって往生をとぐ、いわんや悪人をや

歎異抄 三章

「善人でさえ助かるのだから、悪人はなおさらだ」と意訳されます。

さっと読み流してしまうと分かりませんが、大変なことが書かれています。

「善人よりも、悪人が助かる」というのです。

普通は、助かりたい・助けてほしいから善人になろうとします。

世間の常識とは、正反対のことを、親鸞聖人はおっしゃった、というのです。

作家や哲学者のファンが多い

歴史小説作家の司馬遼太郎は「無人島に一冊の本を持っていくとしたら『歎異抄』だ」と講演で語ったことが講演録に記されています。

英訳され、海外の文豪や哲学者にも称賛されています。

ドイツの大哲学者、ハイデッガーも大絶賛しています。

7月の講座は「歎異抄を分かりやすく」

「歎異抄」の魅力、何が書かれているから絶賛されているのか、どなたにも分かりやすくお話します。

テーマ:歎異抄の言葉「『欲・怒り・恨み・呪い』そんな心があっても助かる!」

場所:奥の細道むすびの地記念館 多目的室
日程:

  1. 7月3日(土)13:30-15:30
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  2. 7月10日(土)13:30-15:30
     https://fb.me/e/5z1O2e1vN
  3. 7月18日(日)10:00-12:00,13:30-15:30
     https://fb.me/e/2e9nphCA4
  4. 7月31日(土)13:30-15:30,18:00-20:00
     https://fb.me/e/OI5FtE6W

(リンク先はFacebookのイベントページです)


※テーマは同じですが、各回、内容は違います。途中から参加しても分かりやすいお話です。

■入場無料です。
決まった参加費はありません。
講師の方へのお礼、会場費など、お気持ちを頂いております。

■必要なもの
 マスク/筆記用具

■講師:寺島治子先生
恐竜の化石が発掘されることでも有名な、北陸の小京都、福井県大野市出身。
「なぜ生きる」に悩んでいた青年時代に、友人の勧めで親鸞聖人の教えに出会う。
重ねて聴聞し「この道一つ」と明らかになり、仏教講師になる。
以来40年余り、日本各地での講演活動をし、海外ではブラジルでの講演経験が長い。
その際、「ブラジルの刺身」と言われるアボカドが好物となった。
現在は岐阜県を中心に、年間100回以上の講演をこなす。
毛筆を特技とし、親しみやすく分かりやすい話が好評のベテラン女性講師。

【仏教アカデミー in Ogaki】
なお、インターネットでの配信も予定しております。受信方法など、お気軽にお問い合わせ下さい。

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